新カリキュラム導入後初の社会福祉実習Ⅰを実施
弘前学院大学 社会福祉士学部

8月22日から8月31日までの8日間、弘前学院大学 社会福祉士学部2年生による、社会福祉実習が当院で行われました。社会福祉士の受験資格を得るための社会福祉実習Ⅰは、新カリキュラムになってから当院での受け入れは初めてとなります。

多職種でのカンファレンス後、振り返りをし、情報共有をします。患者さまにとってより良い介入方法を考えていく時間です。

実習では、社会福祉士と家族や患者さまとの面談を見学、また多職種でのカンファレンスや回診等の見学を行いました。社会福祉士として、基本的なコミュニケーションや円滑な人間関係の形成、患者家族等との援助関係の形成を学びます。また、他職種連携やチームアプローチの実践的理解を学びます。

病棟内回診では、医師、看護師、リハビリスタッフとともに、一人ひとりの患者さまの状態を詳細に把握します。

実習生からは、授業で学んできたことを、実際の現場で肌で感じとることができ、社会福祉士の業務を見学することで院内での役割を理解できたと感想をいただきました。

リハビリを行なっている場面でも多職種で患者さまを観察し、現状と方向性を見据えてアプローチする方法を学んでいきます。

私たちはこれからも、未来の社会福祉士の育成に貢献できるよう、スタッフ全員で取り組んでいきたいと思います。 

病棟で行われる多職種カンファレンスにも参加します。それぞれの役割に応じ、多角的に情報交換する現場を体験します。