掲示が必要な施設基準等と掲示事項
1.厚生労働大臣が定める掲示事項
(1)入院基本料に関する事項
(2)地方厚生(支)局長への届出事項に関する事項
入院時食事療養費(Ⅰ)
当院は入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。また、予め定められた日に、患者様に対して提示する複数のメニューから、お好みの食事を選択できる『選択メニュー』を実施しております。
(3)明細書の発行状況に関する事項
個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の発行について
医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されておりますのでその点をご理解いただき、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお申し出ください。
(4)保険外負担に関する事項
2.保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める基準等項
特別な療養環境
3.厚生労働省が定める手術に関する施設基準の実績について
4.施設基準届出一覧
1.基本診療料の施設基準に係る届出
- 地域一般入院料1
- 診療録管理体制加算2
- 医師事務作業補助体制加算1(75:1)
- 看護補助加算1
- 療養環境加算
- 重症者等療養環境特別加算
- 医療安全対策加算2医療安全対策地域連携加算2
- 感染対策向上加算2連携強化加算サーベイランス強化加算
- 後発医薬品使用体制加算1
- データ提出加算2
- 入退院支援加算1
- 認知症ケア加算3
- 回復期リハビリテーション病棟入院料1
- 地域包括ケア入院医療管理料1
- 医療DX推進体制整備加算4
- 協力対象施設入所者入院加算
- 病棟薬剤業務実施加算1
- 情報通信機器を用いた診療
2.特掲診療料の施設基準に係る届出
- 人工腎臓(慢性維持透析を行った場合1)
- 透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算
- 導入期加算1
- がん性疼痛緩和指導管理料
- 院内トリアージ実施料
- ニコチン依存症管理料
- 医療機器安全管理料1
- 検体検査管理加算(Ⅱ)
- 神経学的検査
- コンタクトレンズ検査料1
- CT撮影及びMRI撮影
- 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6に掲げる手術
- 輸血管理料Ⅱ
- 胃瘻造設時嚥下機能評価加算
- 持続血糖測定器加算及び皮下連続式グルコース測定
- 下肢末梢動脈疾患指導管理加算
- 外来腫瘍化学療法診療料2
- 無菌製剤処理料
- BRCA1/2遺伝子検査
- 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料の注2に規定する遠隔モニタリング加算
- 薬剤管理指導料
- 二次性骨折予防指導管理料2及び3
- 別添1の「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院
- 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
- 入院ベースアップ評価料
5.ホームページへの掲載が必要な施設基準と掲示事項
医療情報取得加算
当院はマイナンバーカードによる保険証(マイナ保険証)の利用により、質の高い医療提供に努ています。患者様よりお預かりした、受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報は適切に管理・活用し、診察を行います。
令和 7 年 12 月より、国が定めた診療報酬改定にともない、診療報酬を下記の通り算定いたします。
■受診の際にマイナ保険証を利用する患者様■
初診(月に 1 回):1 点
再診(3 ヶ月に 1 回):1 点
マイナ保険証によるオンライン資格確認のご利用に、ご理解とご協力をお願いいたします。
後発医薬品使用体制加算1
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。現在、全国的に後発医薬品を含む多くの医薬品の供給不足が続いていますが、当院では、医薬品の供給不足が生じた場合は、適切な対応ができる体制を整備しています。なお、状況によっては、患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性があります。変更にかかる説明等、ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にご相談ください。
情報通信機器を用いた診療
情報通信機器を用いた診療に係る施設基準の初診において、向精神薬の処方は行いません。
一般名処方加算
当院では、一般名処方の推進につとめています。また、一般名処方にすることは医薬品の供給が不安定な中にあっても、必要とする患者さんに安定的に医薬品を供給するための方策の一つと考えています。ご不明な点は、お気軽に薬剤師にご相談下さい。
令和6年10月より、医療上の必要性があると認められない場合に患者さんの希望を踏まえ長期収載品を処方等した場合は、後発医薬品との差額の一部が選定療費として、患者さんの自己負担となります。選定療養は、保険給付ではないため消費税が別途かかります。ご理解ご協力のほど、よろしくお願い致します。
■長期収載品とは■
長期収載品とは、同じ成分の後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品で、薬価基準に長期間収載されているものを指します。
■選定療養とは■
後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品(長期収載品)を患者が希望した場合に、その差額を患者が自己負担する制度です。
医療DX推進体制整備加算
当院では以下の通り医療DX推進の体制を整備し活用しております。
- オンライン請求を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しています。
- 電子資格確認を利用し取得した診療情報を、閲覧又は活用できる体制を有しています。
- マイナンバーカードの健康保険証利用について、当該保険医療機関の見やすい場所に掲示し利用しやすい 環境を整備しています。
- マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
- 電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については今後導入予定。
協力対象施設入所者入院加算
当院では、令和6年7月1日より、協力対象施設入所者入院加算の算定を行います。当該介護保険施設から24時間連絡を受ける体制を取り、また緊急時には入院できる病床を確保させていただきます。さらに、当該介護保険施設と、入所者の診療情報及び緊急時の対応方針等の共有を図るため、月1回以上の頻度でカンファレンスを実施しています。
■対象施設■
特別養護老人ホーム寿楽荘
〒039-2241
青森県八戸市大字市川町字夏秋4
https://www.juei-kai.or.jp/
院内トリアージ実施料
当院ではトリアージを行っています。状況によっては診療の順序が前後することがありますが、ご理解をお願いいたします。
■トリアージとは■
診察前に専門知識を有した看護師が病状をうかがい、患者様の緊急度・重症度を判定し、より早期にケアを要する患者様から優先して診療する方法です。
がん性疼痛緩和指導管理料
がん性疼痛の症状緩和を目的とした神経ブロックを患者様に提供できる体制が整備されております。
外来腫瘍化学療法診療料2
専任の医師、看護師又は薬剤師が院内に常時1名以上配置され、本診療料を算定している患者様から電話等による緊急の相談に24時間対応できる体制が整備されています。
急変時などの緊急時に、入院できる体制が確保されています。
6.その他掲示事項
ニコチン依存症管理料
当院では、禁煙のための治療的サポートをする禁煙外来を行っています。禁煙をしようとしている方、禁煙をしようとしてもなかなかやめられない方は、お気軽にご相談ください。また、当院の敷地内は禁煙となっておりますのでご協力をお願いします。
入院期間が180日を超える入院について
入院医療の必要性が低いが患者様の事情により180日を超えて入院(難病患者等入院診療加算を算定する患者等を除く)する患者様については、180日を超えた日以後の入院料及びその療養に伴う世話、その他の看護に係る料金として下記の金額を徴収させていただきます。
入院料の区分 | 料金(税込) |
---|---|
地域一般入院料 | 1日につき1,940円 |
医科点数表に規定する回数を超える診療に係る特別の料金について
患者様の希望により医科点数表に定められた算定上限を超えて疾患別リハビリテーションの個別療法を行う場合は、下記の料金を徴収させていただきます。
疾患別リハビリテーションの区分 | 料金 |
---|---|
脳血管疾患リハビリテーション(Ⅰ) (廃用症候群以外) | 1単位につき2,450円 |
脳血管疾患リハビリテーション(Ⅰ) (廃用症候群) | 1単位につき1,800円 |
運動器リハビリテーション(Ⅰ) | 1単位につき1,850円 |
呼吸器リハビリテーション(Ⅰ) | 1単位につき1,750円 |
入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について
当院では、入院の際に医師をはじめ関係職員が共同して患者様に関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
生活習慣病管理料Ⅰ・Ⅱ(長期処方について)
高血圧、脂質異常症、糖尿病に関して、療養指導に同意した患者様が対象です。令和6年6月1日から高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で、『特定疾患管理料』を算定されていた方は、『生活習慣病管理料』へと移行します。患者様には個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的の指導内容、検査結果を記載した『療養計画書』へ署名を頂く必要がありますのでご協力お願いします。また、患者さんの状態に応じ、28 日以上の長期の処方を行うこと、リフィル処方せんを発行 することのいずれの対応も可能です。長期処方やリフィル処方箋の交付が対応可能かは病状に応 じて担当医が判断致します。
コンタクトレンズ検査1
検査料区分:コンタクトレンズ検査料1
初診料 :291点
再診料 :75点
検査料 :200点
※当院で過去に「コンタクトレンズ検査料」が算定されている場合は再診料となります。
・診療医の氏名等:谷藤 典子(診療経験 27年)
※上記について患者様からの求めに応じ説明いたします。