病院スタッフの働き方や多職種連携を学ぶ実習
地域の医療実習生や職場体験の受入れに 私たちは積極的に取り組んでいます。

見学実習/東北メディカル学院 理学療法学科

3月5日~3月11日までの1週間、東北メディカル学院2年の見学実習が当院の回復期リハビリテーション病棟で行われました。

実習生は担当の理学療法士とともに、患者さまの治療見学はもちろんのこと、多職種で行われるミーティングや症例検討会への参加、病棟での日常生活場面でのリハビリテーションスタッフの役割などを学習しました。また訓練機器の使い方を実体験し、患者さまの運動機能の評価や治療の方法を考える機会を持ちました。

リハビリテーション部の多職種ミーティングに参加しました。病状や背景も踏まえて患者さまの訓練目標を決める過程を学びました。
筋力増強訓練を見学しました。測定機器を使用して負荷を決めることや、どのような肢位で実施するのが有効的か学びました。
下肢装具を装着して歩行訓練を行いました。患者さまに適した装具の選定方法を学習したり、装着の仕方を体験しました。
症例検討会に参加しました。リハビリスタッフのプレゼンテーションを見学し、資料のまとめ方などを学校での発表に役立てます。

実習生からは、「スタッフと行動を共にしたことで、医療人としての患者さまへの向き合い方やリハビリテーションの必要性を学ぶことができた」と感想をいただきました。

これからも患者さまの生活に寄り添った回復を考え、よりよいリハビリテーションを提供できる療法士の育成に取り組んでいきたいと思います。