5月9日(水)12時45分より当院1階交流ホールにおいて第59回アフタヌーンコンサートを開催いたしました。
今回はフルート奏者の片峰日出男さんとピアノ奏者の工藤文英さんによるアンサンブルです。
ご両名には昨年に引き続いてお越しいただきました。
演奏会は「小諸なる古城のほとり(弘田竜太郎)」、「小船にて(ドビュッシー)」と始まり、5曲を演奏いただきました。
始めの2曲は、城跡の哀愁や、晴天のセーヌ川下りの情景を思い起させる調べでした。そして、癒しに満ちたアヴェ・マリア(シューベルト)」、さわやかな朝をイメージさせる「―歌の翼に―による幻想曲(ステックメスト)」と続きました。
アンコール前最後の曲「乾杯の歌(ヴェルディ)」は工藤氏のピアノ伴奏リズムが力強く、曲に合わせて体を動かしている方もおられました。
予定プログラム5曲の後、オーディエンスから沸き起こったアンコールの拍手に「八木節」(片峰氏編曲)」で応えていただきました。明るい祭りの調べに皆様喜ばれていました。和⇒洋⇒和という展開のプログラムが印象的でした。
フルートは外国の楽器ですが、日本的曲調では和笛の音色のように奏でる片峰氏の技に感動した方が多かったと思います。
片峰氏がフルート・ピアノ用にアレンジした曲目のストックはまだあるとのことで、機会があればお聞かせしたいとおっしゃっておられました。小雨降る中お集まりいただいた皆様には御礼申し上げます。
次回もよろしくお願いいたします。